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あなたは賃貸のマンションやアパート、戸建てを借りたことはありますか。
そこで賃貸物件選びに失敗した・・・という経験はないでしょうか?
私はあります。
失敗に気がつくのはいつも住んでみてからです。
これでは手遅れですよね。
では、失敗しない「お部屋探しのコツ」はないのでしょうか?
私が思うお部屋探しのコツは2つあります。
一つ目に、お部屋探しにはどんな失敗があるのかを事前に知ること。
二つ目に、不動産屋の担当者に自分の希望条件を上手く伝えること。
というわけで、まずは、私の物件選びの失敗談をご紹介したいと思います。
ぜひご自分の物件選びに生かして部屋探しのコツを身につけて頂きたいと思います。
賃貸物件探し、3つの失敗
1.薄い壁の物件で失敗
壁の薄い物件はストレスがたまるので、学生以外はできるだけ避けた方が良いでしょう。
木造アパートや鉄骨造、鉄骨ALC造などは壁が薄いのがほとんどなので、左右上下のお部屋の生活音が良く聞こえます。
お隣との壁が薄いマンションやアパートは音のトラブルになる確率が非常に高いくなります。
私がはじめて借りた物件は、隣の人がどのテレビ番組をみているのかがわかるほど壁が薄かったです。
ウソのような話しに聞こえるかもしれませんが、電気を消して室内を真っ暗にすると、お隣の光が柱と壁の隙間から入ってきました。
ある時、二人の友人と部屋で喋っていると壁をドンドンと何度も何度も叩かれました。無視して喋っていると、堪忍袋の緒が切れたんでしょうね。今度は壁ではなく玄関のドアをドンドンと叩かれました。
友人の一人がそっと玄関を開けると、なんと日本刀を振りかざした男が立っていたのです。友人は腰を抜かしながらもドーンと鳴り響くほどの強さでドアを閉めました。その後、私たち3人は長時間に渡り沈黙したままじっとしていたのは言うまでもありません。
これは今となっては良い思い出となっていますが、女性の場合は壁の薄い住宅はやめておいた方が良いでしょうね。
防犯的にも良くないし、ひそひそ話しかできない物件というのはストレスがたまると思います。
2.治安の悪い町に住んで失敗
安い物件を追い求めていると、治安の悪いエリアの物件になりがちです。
ガラの悪い地域の物件は安いです。なので安くて便利なお部屋を求めると、悪いエリアに行き着いてしまいますので注意が必要です。
私の失敗談は、ガラが悪いエリアに住んだため、窓が開けられなくなったことです。
数メートル先にアパートがあり窓を開けるとそのアパートの人と目が合うような部屋でした。綺麗なお姉さんのお部屋なら良いですが、私の場合は、窓を開けると刺青を入れたおじさんの家。しかもその刺青を入れたおじさんは常に窓を開けて、下の人と喋っているんです。
これでは窓を開けることはできません。なので常に薄暗い部屋で空気が悪かったです。
また、ある日警察がウチの家を訪ねてきたこともあります。斜め前のアパートの二階に強盗が入って、住人の口をガムテープで塞いだという事件があり、何か知らないか、ということです。
それからフロがなかったので銭湯に行ってたんですが、その銭湯には刺青を入れた人がやたら多いんですよね。怖いので段々と銭湯にいかなくなり、友人宅のお風呂を借りたりしてお風呂には大変苦労しました。
3.日当たりの悪い部屋・空き地の前の物件で失敗
日当たりの悪い部屋は、洗濯物が乾きにくいだけでなく、昼間でも電気をつけなければならず電気代が高くなります。
最悪なのは、黒カビが発生しやすいことです。
黒カビには発がん性がありアスベストよりも体に悪いといわれていますので、黒カビが発生しやすい部屋は大変危険です。
最初は明るい部屋と思っても空き地の前の物件は、前に何かが建つ確率が非常に高いため、止めておいた方が良いかもしれません。
私が新大阪駅から徒歩5分の便利なところに住んだときのことです。空き地が目の前にあり見晴らしが良く最初は最高でした。
不動産屋の担当者に聞くと現段階では建設予定はない、というので契約することに。
しかし、6ヶ月後に工事がはじまり結局大きな大きなビルが完成。
それからというものお部屋は一日中真っ暗。そのため朝から電気をつける状態になり電気代が高くなってしまいました。
おまけに洗濯物も乾きにくいし、押入れや玄関の壁には黒カビだらけ。玄関の冬の壁には水滴が常についており、クロスはベロリと剥がれるような状態に。
というわけで、私のような失敗しないためには、日当たりの良いお部屋を選びましょう。日当たりでお部屋を選ぶには、ベランダが南向きにある物件です。
自分の希望条件を上手く伝える方法
エイブルやアパマンショップ、ミニミニ、ピタットハウスなど不動産屋に行くと膨大な賃貸物件の取り扱いがあります。
なのに実際にお部屋を借りてみると失敗した・・・と後悔してしまう人が少なくありません。
なぜ、多くの物件から選んだのに「失敗した」と感じてしまうのでしょうか。
それは、不動産屋の担当者に上手く意思を伝えられていないことも原因に挙げられます。
意思を伝えるというのを勘違いしないでください。どんな部屋に住みたいなんていうのは、だいたいみなさん共通していますので、むしろ、妥協できる部分を上手く伝えなければいけません。
そこで担当者に上手く伝える良い方法をご紹介します。
簡単です。それは、「優先順位」を担当者にお伝えすることです。
そうです。部屋探しのコツは、希望条件に優先順位をつけることです。
たとえば、お部屋探しの条件には、最寄駅、駅までの徒歩時間、築年数、部屋の広さ、間取り、日当たり、壁の暑さ、室内設備などがあります。
この中で、ゆずれない要素とゆずれる要素をしっかり分けて考えてることが大切なのです。
たとえば、古い物件でも良いので広い部屋に住みたい、日当たりは絶対ゆずれないけど駅からの距離は徒歩20分までなら良いとかです。
できるなら様々な条件に優先順位をつけると不動産屋の人にも希望がしっかりと伝わるためお部屋も探しやすくなります。
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