大変だった自力引越し
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大変だった自力引越し(体験談)
私は同じ市内の、車で片道二十分以内で移動できる場所へ引越しをしました。なので一度に引越し荷物をすべて運ばなくても、何度も往復して運ぶことが可能だったので、その点では気楽でした。
そして私は自力で引越しを行ったので、引越し業者が使うような大きなコンテナトラックもなく、どちらにしろ何度も往復しなければならなかったので、距離が近かったのは良かったです。
そんな運搬には親戚が軽トラックを一台持っていたので、それを出してもらって、後は我が家の乗用車と引越し当日に手伝ってもらった親戚の乗用車との合計三台を駆使して行いました。
ただ乗用車ではそう大きなものは運べないため、結局は軽トラックの出番が一番多く、やはり予想通り何度も前住居と引越し先の住居とを往復することとなりました。
そしてこの運搬作業の時がもっとも苦労をしました。まず冷蔵庫などの重たいものを運ぼうにも取っ手となるような部分もついておらず、どうやって運べば良いのか分からなかったのです。そこで家族や親戚で相談しつつも最後には力任せに無理やり運んだのでした。
さらに引越し先についてから家具を移動させるのも大変で、壁や床を傷つけないようにといったことに一番気を使いました。でもいくら気を使ってもやはりそこは素人の悲しさで、まだそこに住む前だというのに、いくらか壁紙をこすってしまったり、傷をつけたりとしてしまいました。
おまけにトラックへの積み下ろし作業を行っていた時には、木製家具を一度落としてしまい、傷つけてしまうといったこともありました。
ただこうしたこと以外はわりと順調に作業は進んでいったと思います。それもこれも私たち家族と手伝ってもらった親戚とで人手だけは十分あったことと、あとは移動距離が近かったことに尽きると思います。
そして最も大変だった荷物の運搬作業を終えたら、今度は荷解きです。この時にダンボール等に入っている中身をメモしておけばと後悔しました。
荷造りをした時にズボラをして、適当に家族手分けしてダンボールに詰めていったため、荷解きの時にどこに何が入っているのかわからなくなってしまったのです。
そのため荷解きにも手間取ってしまい、引越し当日の夜に必要な食器類や洗面道具を探すのにも苦労した覚えがあります。
でも自力の引越しも終わってみれば、良い経験だったと思います。体力的にはきついこともありましたが、それでも安く引越しを済ますことができたと思えば、得したような感じです。
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